程 康 博士 追悼メッセージ集

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康さん、
突然の訃報を信じることができず、いまだに先生が東棟にいらっしゃらない、ということが実感できません。

2009年にリトリート委員会の委員長となられたときに先生と一緒に仕事をさせていただきました。
やさしいお人柄で細かいことを質問しても嫌がらず、時には推進部(当時は部)に足を運んでくださり、ともに働くことが嬉しく、楽しい方でした。
リトリートの成功は一重に程先生のお人柄のおかげです。

まだお小さいお子様がいて、愛らしい奥様がいて、この世を去ることがどんなに無念だったか、と胸張り裂ける思いがいたします。

ご冥福をお祈りいたしますとともに、ご家族さまがこの大きな悲しみを強いお気持ちで乗り越えて行かれるよう、祈ってやみません。


大野清美, on Jan 13, 2017 at 15:24 (JST)
康さん。康さんが亡くなられて2ヵ月あまりが過ぎました。唐突で、あまりにも受け入れ難く、ずっと追悼文を書けないでいました。追悼文を書くことは、康さんがいなくなった現実を受け入ることです。私はそれを避けていました。しかし、康さんを心から慕い、だからこそ一緒に悲しんでいる多くの方達と集い、語り、気持ちを共有することで、少しずつ現実に立ち向かえるようになりました。康さん、本当にたくさんの方が悲しんでいますよ。私達の太陽がいなくなり、一様に暗い顔をしています。道に迷っています。ですが康さんが一番無念ですよね。康さんは、ご家族と一緒に未来を歩かなければいけなかった。その知性と包容力で、皆のリーダーでいなければいけなかった。質の高いサイエンスで、文化や人種を超えた人の輪をつなぎ続けなければいけなかった。そして私達と一緒にいつも笑っていて欲しかった。康さん、文章にしても辛さは変わりませんね。康さんが見せてくれた「大らかさ」は、今の世界では少なくなってきました。だからこそ、康さんはいつも皆に慕われ輝いていました。私は康さんのようには生きていけません。せめて、康さんと一緒に研究できた7年間を誇りに、愚直に丁寧に研究していきますね。たくさんの土産話を持って行きます。また会いましょう。

松田 佳尚, on Jan 11, 2017 at 15:40 (JST)
康さんに最初にお会いしたのは16年前のちょうど今頃、私が理研のMEG研究室の研修生になった2001年でした。最初の頃は康さん創設された理研のバスケットボールクラブでお世話になっていました。それから一度理研を離れた私に再び理研に戻って仕事をするチャンスを与えてくれたのも康さんでした。最後は康さんの下で仕事することになってとても有意義でした。私生活では去年、やっと結婚した私の結婚披露宴で代表スピーチもしていただきました。私の今は康さん無しではありえなかったでしょう。これまで本当にありがとうございました。
康さんがお亡くなりになられ二か月になります。その存在の大きさが身に染みる日々です。私達はこれからも貴方を語り、貴方の残された研究を発展させていきたいと思います。どうぞ見守っていてください。またお会いしましょう。

春花 健児, on Jan 08, 2017 at 09:43 (JST)
突然の御逝去から1か月以上経ちますが、未だに事実を十分には受け入れられていないようです。私が理研に在籍して同室にいたのは18年前からわずか1年半ほど、最後にお目に掛かってからでも10年は経っていると思いますが、康さんの研究姿勢やチーム内をまとめていく様子、内外の研究者と幅広くコミュニケーションを進める様子、研究だけでなく食事や野球なども含め、人生の様々な活動を楽しんでいる様子は、折に触れて思い出しては手本にさせて頂いていました。ずっと理研におられると勝手に思っていましたが、この様な形でお別れとなり、もうお目に掛かれないと思うと、誠に残念です。御一緒出来たのは幸せなことでした。どうか安らかにお休み下さい。

水田 忍 (SHINOBU MIZUTA), on Dec 30, 2016 at 19:54 (JST)
あまりに突然に我々の元を去ってしまわれることになり、未だに信じられない気持ちがあります。この18年の間カンさんの近くで共に仕事できる環境に巡り会えたことは私にとって幸せなことでした。そばで学ばせていただいたことが数多くあります。知性的でありかつ温厚な人柄は世界中の多くの人々に好かれ、慕われ、我々にとって常に頼り甲斐のあるリーダーであり仲間でした。基本的にポジティブ思考で我々の不安を取り除いて仕事を進めてくれました。神経科学への貢献は誰もが認めることですが、単に仕事人間というわけではなく日常生活の中で子煩悩でご家族を一番大切にされていることがよくわかりました。時折海君をオフィスに連れてきて父親としての優しい顔を見せていました。個人的にはハワイでドライブしたこと、アメリカのプロバスケットボールやメジャーリーグの試合を見に行ったこと、シンガポールの植物園に行ったこと、理研のグラウンドでサッカーをしたこと、忘れられない楽しい思い出がたくさんあります。カンさん、今までありがとうございました。感謝の気持ちは言い尽くせません。かけがえのないあなたの存在はこれからも私たちの心に生き続けるでしょう。ご冥福をお祈りいたします。

上野 賢一 (Ueno Kenichi), on Dec 13, 2016 at 10:35 (JST)

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